身体の左右差

「身体は内側から左右非対称」

 

「身体のバランスわるいですよね?」と、言われる方は意外に多いです。

私としては、身体を診ていく中で、多少の左右差であれば伝えることはほとんどしません。

なぜなら・・・

誰しも少なからず、ある程度の左右のバランス、身体の左右差はあるのが普通です。

 

今回は、身体の内側「内臓」にフォーカスしてみます。

胃・肺・心臓・肝臓など、多くの内臓は左右非対称な形であったり、位置であったりします。

 

心臓は左の横隔膜の上にあって、一番大きな臓器、肝臓は右の横隔膜の下にあります。

肺に至っては、右肺に3つの部屋、左肺は2つの部屋。空気の出入りする量、働きにも大きな差があります。

これは左側に心臓があるため、そのぶん肺のスペースが狭くなっていると考えられています。

横隔膜は右側の方が面積が大きく厚みもあります。当然、右側の方がよく機能します。

左側には心臓があり、上から押しつぶされて、右に比べると薄くなってしまっている。

 

このように、人間の身体の作りは、内側からみても左右で違いがあります。

左右差を意識することはわるいことではありませんが、囚われ過ぎも考えものですね。

 

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